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紅葉の醍醐味を楽しむ
高山植物の宝庫を秋色に
染める色とりどりの紅葉 紅葉は、赤いナナカマドを基調に黄色いダケカンバが
彩りを添え、そこにハイマツの
緑も加わって、日本アルプスを背景に見事な
コントラストを描いている。 |
紅葉、黄葉のメカニズム 秋から冬にかけて、気温の低下とともに、 葉の葉柄の付根の部分にに離層と呼ばれる コルク層が形成され、 葉と茎の間で水や養分の流れが妨げられます。 光合成により作られた糖分が葉に蓄積され、 これからアントシアンという赤い色素が形成され、 葉緑素が分解されて緑の色素が減少していきます。 この過程でいろいろな紅葉になります。 一方、葉緑素が分解されていく過程で、
今まで目立たなかった黄色のカロチノイドという
色素が目立って現れてきますと 黄葉になります。 植物の種類により、この過程には個性があり、 紫、赤、橙、黄というように様々な色が形成されます。 これが紅葉のメカニズムになります。
紅葉黄葉が目立つものとしては、
その代表格のカエデ/モミジがまず挙げられます。 カエデ以外で紅葉が目立つものとしては、
高山の山頂付近や北海道などの街路樹として用いられる
ナナカマド、 里山で見られるハゼノキ、 ツタウルシ、ヤマウルシ、ヌルデなどのウルシ科の植物、 その他に、イワシデ、ニシキギ、 カマツカ、ドウダンツツジなどがよく知られています。 民家周辺では、サクラ、カキ、ナンテン、ヤマブドウ、ツタなど、 街路樹では、ナンキンハゼ、 アメリカフウも紅葉が美しい。
黄葉が目立つものとしては、マツ科で唯一のカラマツ、
白神山地でよく知られたブナ、 高原でよく見るシラカバ、山地で見ることのできるカツラ、 ヘラノキ、クロモジ、ヤマコウバシ、
ダンコウバイ、エノキ、シバヤナギ、クマシデ、シラキ、
コナラ、そして、 お寺の境内や街路樹としては、イチョウ、ユリノキ、 中国フウなど3つの外来樹が美しい。 以上、赤、黄色が目立つものとして分けて記述しましたが、
これらの中には両方の色を示す場合もありますので
限定的に捉えると 間違うこともあります。
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紅葉がより美しくなる条件 1.夜間の急激な冷え込み、
2.大気の乾燥による地中水分の減少、 3.直射日光の強さです。 以上の紅葉の条件が揃うことにより、紅葉の過程、つまり、 離層の形成、糖分の蓄積、 葉緑素の分解などがより強力に促進されます。 特に、山々では、急激な冷え込みにより、 種々の木々が一斉に紅 葉/黄 葉することにより、 いわゆる、錦繍のようなカラフルな景色になります。
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紅葉の代表格=カエデともみじ カエデの名は万葉集に「かえるで」とあることからきます。 葉の形がカエルの手(足)に似るからといわれています。
また、とさかのように紅いことから
「鶏冠木」とも書かれました。 モミジの方はカエデ属という特定のものでなく、
秋になって葉が紅くなることから紅葉する樹木の中で
カエデ類が代表であるので、 カエデ属をモミジというようになったとされています。 植物分類上ではカエデともみじは区別はしません。
盆栽界では区別されていて、イロハモミジ、ヤマモミジ、
オオモミジなど葉が5つ以上に
切れ込んで掌状のものをモミジと呼び、
トウカエデ(切れ込みが3つのもの)を カエデと呼んでいます。
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紅葉の王様=カエデの植物としての特徴 カエデ科カエデ属にあつて、ほとんどが北半球の温帯に分布、 約150〜200種あり落葉広葉樹(まれに常緑)または潅木、 カエデ属の種類は落葉広樹を構成するものの中で最大です。 ☆紅葉のオススメ☆シーズン☆ 紅葉前線の流れは、10月上旬北海道の大雪山からスタートして 12月初旬の太平洋沿岸の モミジの名所まで順次南へ旅をしていけば、ほぼ2ヶ月間紅葉を満喫できるはずです。 当然ですが、日々仕事がある人にとっては無理なことです。時間のある方は是非。 では紅葉を見るには、どうすれば何を基準にすればいいの? 原則は平年値、予想値、実際値の3つを把握することです。 1.
一般原則の理解として紅葉前線について知ること 2. 気象変動があるため、その年の紅葉予想を知ること 3.
具体的に目的地の状況の紅葉情報収集をして確認すること つまり、 気象庁による生物季節観測速報の平年値データ:紅葉前線の状況を知ることです。 また、紅葉の見ごろ予想は、9月の平均気温と最低気温によりなされます。 この見込みを把握した上で、具体的な行動に入ります。というのは、 温暖化?も含めて気象現象には変動があるからです。ですから、テレビの天気予報、 新聞の紅葉記事、インターネットでの情報収集、 各地域の観光案内所へのヒアリングなど こまめに情報収集することです。 紅葉の移動を簡単に考えれば、北から南の順番。 ニュースで「紅葉のシーズンが始まりました!」と聞いたら、 スグにでも準備はしておきましょう。 次に、お天気の問題ですが、美しい写真をとるには美しい木々の葉は 逆光で透かして撮るのがコツです。 青い空、緑の木々も含めて撮れば鮮やかな美しい写真ができます。 慣れない方が山間地を散策する場合はよい天気が望ましいのはいうまでもありません。 このように、鮮やかな美を求めるなら天気のよいことが条件ですが、 自然の奥深い情緒を得るには、必ずしも快晴ばかりとは限りません。 このあたりは、写真家の好みとセンスに委ねられるところです。
いずれにせよ、紅葉を楽しむには情報収集と、 思い立ったら即行動を身に付けることです。 綺麗な紅葉の写真を撮りたい方は、 9月〜紅葉情報収集を始めてみてはいかがでしょうか? きっと今までにない紅葉写真が出来上がりますよ(^O^)
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