 |
♪下駄を履いてカランコロン♪ ********************** 豆知識 ******************* 下駄の足跡が「11
11」に見えることから、 11月11日が「下駄の日」になっています(ある地方限定)。
************************************************* 家の周りやちょっとした散歩は 下駄が履き良く適しています。 特に夏、素足に履く下駄の感触は非常に 気持ちのよいものです。 履きやすいのはやはり桐の下駄です。 値段は5000円くらいから手に入りますが、 高級品ほど細かい柾目のまっすぐに通ったものとなります。 高いものになると数万円以上もしますが、 下駄はくつろいだ普段用の履物ですから改まった席には適しません。
|
下駄にも種類が沢山ありますが、
台が細身で横から見ると曲線がつけてある作りの
「右近下駄」という
形状のものが履きやすくてお奨めです。
また、千両下駄と呼ばれるものは、
四角い「角」と呼ばれる種類のと、
写真右下の「下方」と呼ばれる種類とがあり、 関西では「角」が、関東では「下方」が好まれるようです。
「下方」とは天(足を載せるところ)の形の事で
少し丸まっている型の事をいいます。
なお、「千両」の名は、
歌舞伎役者の千両役者が履いたところから 千両と呼ばれるようになったとの話も。
ちなみに、下駄の名称は全国各地で呼び方が
ずいぶん変わるようです。
|
|
|
その他、年中和装を多用される場合は、雨の日用の高下駄や、 爪皮なども用意しておくと重宝します。雨の日用の下駄としては、 足駄(あしだ)と呼ばれる歯の少し高い下駄を履くのが一般的で、
これにオプションで、爪皮(つまかわ:爪掛け(つまかけ)ともいう)と
呼ばれる カバーを引っ掛ければある程度足袋の汚れが防げます。 爪皮はもともと革で作った爪先のカバーなのでこう呼ばれますが、 今はビニール製などもあり単品で買えます。ちなみに、
足駄のような高下駄のことを「朴歯下駄(ほうばげた)」と
呼ぶこともあります。 この他にも、「日和(ひより)下駄」と呼ばれるものがありますが、 現在では紳士物はほとんど見かけなくなりました。 日和下駄は足駄より歯の薄い(低い)下駄で、 もとはぬかるみを歩く晴天用の下駄でした。 関西で「利休下駄」と呼ばれる下駄も日和下駄の一種で、 茶人がよく好んで履きます。 日和も利休も、江戸時代末期頃からありました。
|
花火と言えばやっぱり浴衣姿に下駄の
”カランコロンの音”がつきものですね。
歩く度にカランコロンと高い音が鳴り響き、 日常とかけ離れた開放的な気持ちになります。
この下駄を履いて緑の大自然の音色に
耳を傾けながらのぉんびり行くお散歩は、
これ以上ないという程贅沢なひと時です。
もちろんメインは花火ですが・・・。
|
 |
 |
下駄の歴史
下駄の歴史は、稲作とともに始まったといっても
過言ではありません。 その理由の1つに、
弥生時代後期の登呂遺跡から下駄状の木製品が
出土していることが あげられます。 この下駄状の木製品は、田下駄と呼ばれ芦刈りや稲の穂摘みなど、 湿田での農作業にもちいられました。 古墳時代になると大陸から下駄が出土しており、 当時は権威の象徴として用いられました。 奈良時代、
平安京では子ども用の下駄もあったことが出土品で知られています。
また、「東寺写経所解」には木沓(きぐつ)と木履(ぼくり)が
併記されているが 出土物には木を靴の形にくり抜いたものと、 いわゆる今日の下駄の両方があることから、 「ボクリ」と呼ばれていたことがわかります。 平安時代に入ると、
遺物だけでなく、「枕草子」や「うつほ物語」などの
文学作品のなかに「くれのあしだ」という言葉で
下駄が呼ばれていたことが 「和名抄」から見ることができます。 中世の絵巻物や近世の絵画をみると、水汲み、洗濯のとき、 衣服の裾を汚さないために下駄をはいています。 江戸時代の中頃から工具が発達して家内工業がおこり、
下駄屋が出現し、下駄が大衆化して歩行にもっぱら
履かれるようになりました。
この頃から「ボクリ」や「アシダ」も下駄と呼ぶようになり
丈の高い差歯下駄、 元禄時代には桐の台や擦り減りにくい樫歯の下駄、 塗り下駄、裂や革の鼻緒の下駄など、 用途に応じて種類も多くなっていきます。 このころになると、時代時代の流行もかいま見え、 日本人の美意識が感じられるようになりました。 明治維新となり欧米文化がもたらされ、
服装界にも新風が導入され、
洋風化がしだいに普及し、はきもの世界にも、
やや変動が起こり始めましたが、
一般の人々の服装の中心は和服だったため、
需要はほとんど減りませんでした。
日本の下駄は古来から仕事の能率を高めるために
作られて来たものが多いのですが、
これらの下駄は、今でも使われていますが、
ふだんに下駄を履くことは減りつつある為、 下駄産業は、需要の伸びなやみや後継者不足のため 苦労していることに変わりはありません。 もっと下駄を愛してみませんか? |
|
|
|
|